40親父 - コロちゃんのおかしな日記

そんなわけで、産まれたてほやほやのかわいいおチビちゃんがうちにやって来ました。ママのお腹の中にいたので、おかえりなさい。というべきでしょうか。何にしても、母子ともに無事で、本当に良かったです。これから子育てで生活リズムがまた変わりますが、がんばって乗り越えて行きたいと思います。

退院当初は、治療が必要というほどではなかったのですが、黄疸が結構出ていました。目玉も黄色くて、なんか本当に大丈夫なのかなと思うくらいでした。病院からは、排泄させて行けば大丈夫だから、たくさんミルクを飲ませてね、と言われていましたので、はりきってミルクを作ってみるも、ほとんど飲みません。

60ml作って、飲むのは10とか20ml。吸う力も弱いみたいだし、ますます大丈夫なのかな、と思っていたところ、下の妹が（チビからみたら叔母）、出産お祝いを持ってうちに来てくれました。妹は小児科の看護師も経験していたので、黄疸のことと、ミルクを飲まないことを相談してみると、哺乳瓶の乳首を変えてみたら、ということになり、クリエイトに買いに行きました。

乳首のタイプも大きさとか素材とか色々あるのですが、妹に教えてもらった『母乳実感』ていう乳首を買って来て使ってみると、何と、見違えるように飲み出して、60mlしっかり完飲出来ました。おお。今、2歳のお姉ちゃんの時も、最初に買った乳首のタイプが口に合わなかったよう（何か意味が違うような）で、何度か買い直しました。

その時に使っていたものを、今回最初に使ったわけですが、お姉ちゃん、この子で、それぞれ飲みやすい乳首というのは違うんだな、というのが分かりました。色んなタイプの乳首があって良かった。それからは、毎回ちゃんと飲めています。黄色いうんちも、たくさん出るようになりました。

妹の話によると、黄疸の原因は、赤血球のなれの果てなのだそうですが、赤ちゃんのうんちが最初黄色いのが出ていたのは、ミルクの色とかじゃなくて赤血球の色だったんですね。へぇ。勉強になりました。絵の具みたいな、まっ黄色のうんちを見る度に、昭和生まれの親父が思うのは、ドリフのコントです。赤血球さん、どうもどうも。て感じです。

そんなわけで、授かった尊い子供達ですが、子育てしながら感じるのは、悲しかな自分自身の体力の衰えです。回復が遅く感じて、何だか疲れ易いし、気持ちは若いつもりでいますが、40代の年相応の身体なんだなと実感させられることが、多々あります。ちょっと無理をするとハアハア息があがります。

お風呂に入れる時なんて、左手は、お湯が入らないように両耳をふさぎながら、首を支えて、右手で身体を洗うという一般（？）スタイルですが、昨夜もそうやって、赤ちゃんをベビーバスで洗っていたら、こっちの身体がつりそうになりました。うめきながら、赤ちゃんを見るとあったかいお湯で気持ち良さそうな顔しているのが、何とも笑えます。

ミルクをあげるのも、お腹が空いて泣き出すのが2、3時間置き。その都度、ミルクを作りますが、ミルクを飲んだ後、すやすや眠ってくれるかと思いきや、しゃっくりが始まり（しゃっくりは時間が経てば収まるのは学習しました）、寝れないんだなぁと思って見ていると、今度はお尻からぶりぶり、と快音。

オムツを替える時も、新しいのに替えた途端に、また黄色いのが出て来たりして、一度の交換でオムツ3枚使うなんてこともザラです。そんなのを深夜3時とかにやっています。でもまあ、交換し終えて、すやすや寝ているのを見ると、ホッとするのと同時に、また寝顔に癒されるという繰り返しです。

丁重に扱わないと、死んじゃいそうだし、こっちはお世話モードが常にオン状態。それで一晩過ごすと、翌日は寝不足になるのですが、一日目の寝不足はテンションが変な上がり方をしていて、大丈夫（？）ですが、2日連続だとやっぱり辛いので、今は一日ずつ、嫁さんと交代でやることにしています。

親父も、ちゃんとやってる風ですが、実は最初、夜中のミルクは嫁さんに任せきりでいて、相当負担を掛けてしまい、段々と夫婦間の空気が悪くなりはじめてしまいました。ので、こりゃいかん、と、ひとつずつ改めているところです。親父は仕事しているから、てのは言い訳になりません。家の中では、家の中で、またハードなのです。

じゃあ、気持ちが常に張ってて、昼も夜も苦しんでいるのか、と言うと、そんな事はなくて、ちょうど手のひらサイズの頭の毛はホワホワ、ミルクの後にゲップをさせる時、縦抱っこで背中をさすっていると、そのホワホワがこっちに寄っかかって来ます。ポカポカひだまりのひよこのような感じです。

40過ぎの親父も、母性みたいなもんがあるのか、結構キュンキュンさせられています。そんな横を、ドタバタと2歳のお姉ちゃんが動き回っていますが、よく考えたら大変に感じるのは、この子が原因か、と納得がいきました。お姉ちゃんの子供がえりも心配されていますが、今のところは、そんなにないようです。

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