コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

クロスローズカフェ29、久しぶりのライブ演奏

2022年9月23日。横浜は相鉄線希望ヶ丘駅にある、くつろいでお酒が飲める大人な雰囲気のバー。武田さんがやられている『クロスローズカフェ29』ここで、祝日の23日、土曜日の24日と連続で、イベントが組まれまして、その1日目、僕と同じくソロギタリストである、めぐさんとの、ソロギター対決と銘打たれたライブに出演させていただきました。

 

武田さんからの、このライブ出演のお声掛けは、7月くらいだったかな。その時はまだ、だいぶ先の話だし、共演者さんがいるのなら、僕は1ステージ、小一時間の演奏時間。なまりになまった僕のギターでも、リハビリ(基礎練習)をして何とか間に合うかな、と思ったのと、前回ライブをさせてもらった時、武田さんには大変お世話になった、ということがあったのでお受けしました。

 

あと、この頃、あまりにギター演奏がおぼつかなくなっていたので、堀尾先生にも流石に心配されていて、ここは一つ、「コロ助、全然まだ出来ます!」という気概を見せねば、という気持ちもありました。その9月の中旬、『クロスローズカフェ29』と同じ相鉄線鶴ヶ峰駅にある『陽のあたる道』に堀尾先生がライブ出演された時のこと。

 

堀尾先生のライブは、アコースティックギター1本だけで、ギターのみならず、歌、ベース、ドラムなど、各パートの部分も同時に弾き、そして、一人なのに、まるでバンドのように演奏されます。その驚愕の演奏スタイルで、古今東西の往年の名曲から、ご自身の素晴らしいオリジナル曲、またリクエストがあれば新しい曲も、と多彩にレパートリーを織り交ぜて、お客さまを楽しませる、というライブです。

 

その日、先生が、レパートリーである『ビートルズメドレー』の中でDon't let me downを弾いている時に、お客さんを盛り上げるために「がっかりさせないでくれよ〜」と何度か、合いの手をご自身で入れられていましたが、それがどう考えても、客席の僕に向けて言っている、というふうにしか思えず、人知れず気合が入り、ふるふると震える、ということがありました。

 

アコースティックギターのことを略してアコギと呼ぶ、堀尾先生のそのライブ冠は『堀尾和孝アコギ一本勝負!』と言います。その昔、弟子入りをしてまだ駆け出しだった頃、先生のこの大事なライブ冠を、事もあろうに『コロ助アコギ一本勝負!』などと、先生に相談もなく勝手に使用して、ライブをしてしまった、ということがありました。

 

それは、すぐに先生の耳に入り、呼び出されて、どういうつもりか、と大変なお叱りを受ける、という事がありました。浅はかでした。それから時は流れ、弟子入りしてから約10年後、2019年の12月。まだまだ未熟で心配な部分はあるけれども、ひとり立ちしなさい、そして、もっと精進して、がんばりなさい、と、先生直筆の酔弦ギターストラップを受け取り弟子を卒業しました。

 

アコギ一本勝負!のライブ冠を襲名した時の話は、また、改めて書き残して行きたいと思いますが、その襲名式において、がんばります!と堀尾先生をはじめ、酔弦ファミリーのお歴々の前で高らかに宣言し、見送っていただいたにも関わらず、翌年に結婚、出産、という人生の大転換も迎えて、ギター活動が思うようにいかなくなります。この辺の話も、また改めて書きます。

 

うーん。どんどん違う方向へ物語が行ってしまうので、話を元に戻すと、堀尾先生から受け継いだアコギ一本勝負!の肝心のライブ活動が出来ていないので、今回の(←ここでクロスローズカフェ29の話に戻る)ライブ、気合を入れて出演しよう!と決めたのでした。そして、リビングの壁に掛かりっぱなしだったメイトンギターと、車の中で練習出来るようにと買っておいたサイレントギターが、活躍し始めます。

 

まず、堀尾先生から注意された、基礎練習を毎日きちんとすること。ここから始めました。メトロノームのテンポ60で、左手、右手、それぞれのトレーニング。以前は難なく出来たこのトレーニングも、ひと回しするだけで、指が、腕が、悲鳴を上げました。うぅ、キツイ。しかし、やらねば。1日15分は、その基礎トレに充てました。

 

演奏曲の方は、比較的まだしっかり弾けそうな安定曲、みんなが手拍子しやすいノリの良い曲、ちょっとチャレンジングなドキドキする曲、みんなが知ってる曲、をバランス良く選び、いつもだったら、ライブ中にその時の雰囲気で、何の曲を弾くか決めるのですが、今回は8曲を決め打ちしました。MCで話す内容も決めておいて、約1時間、本番をシミュレーションしながら、これも、ほぼ毎日、通しで練習。

 

ライブの3日くらい前からは、仕事中でも2回は、通しでやりました。先生からいただいた酔弦のギターストラップをして、恥ずかしい演奏は出来ないので、プレッシャーを感じつつも、でも楽しみでもありました。人前での1ステージのライブは本当に久し振りでした。2020年、5月のインジャゴが前回だったので、実に丸2年と4ヶ月。すごいブランクでした。

 

ライブ当日のクロスローズカフェ29は、満員御礼となりました。そして、みんなと共有するライブの時間が、こんなにも素晴らしいものだったんだ、ということ、みんなに喜んでもらえる堀尾先生のレパートリーの曲達、再認識させられることしきりでした。共演のめぐさんの演奏も落ち着いた、優しく、楽しい、お人柄が伝わる演奏でした。

 

来場のお客様、オーナーの武田さん、共演のめぐさん、みんなに感謝しつつ、無事にイベントは終了しました。その時の演奏。一曲だけ、武田さんが動画アップして下さいました。よろしかったら。

 

『上海ムーン』作曲 堀尾和孝

https://youtu.be/r9V577OFL3c

 

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【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

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