拾って来たよーと、桃姉ちゃん、保育園から帰ってくる時に、まるまると太った立派などんぐりや、紅葉してキレイな葉っぱなどを、持って帰ってきます。車の中のドリンクホルダーのところは、そのどんぐりでいっぱいになっています。得意げな顔で持って帰って来る娘の戦利品。ふと見てみたら、パカッと殻が割れていました。
ドリンクホルダーの中、どんどん埋まっちゃっていますが、捨てるのも、何だかはばかられて、何となく取っておいてあります。葉っぱや、木の実なんかもそうですが、園で書いて来たと言う、ぬりえや製作物、それらもやっぱり捨てられないでいて、車の中や家の机の上とか、あちこちにあります。それが、自分でも困っています。
というのも、例えば、さぁ、車の中を掃除しよう、と始めようとすると、まずドリンクホルダーのどんぐり達をどうしようか、と考えるところからのスタートになります。うーん。どんぐり、一個だけ取っておこうかな、それとも、何かどんぐり用に保管用の箱でも買ってこようかな、いや、さっさと処分しちゃおう、いやいや、捨てたら悲しむかな。
とぐるぐる考えだけが巡って、考えてるその時間だけで何だか疲れてしまって、結局、保留、そのままってことになって、片付けそのものが何にも進んでいません。どうして、こうも捨てられない性格なのか、自分でも不思議です。しかし、殻の割れたどんぐりが、放っておいたら育っていってしまいそうな気がして来たので、シンプルにさっさと捨てることにしました。どんぐりを捨てるだけでこの進み具合です。
家の机と車の中の2箇所の片付け。今回、ドリンクホルダーに溜まったどんぐりを処分したはずみで、その他も少しだけ前に進みましたが、問題の根本は娘のどんぐりや制作物というわけではなさそうです。書類の山とか、すぐに使わないのに置いてあるものとか、まったく使わないのに置いてあるものとか。この捨てられない性格のせいで、モノが溢れているようです。
断捨離の本とか、片付け術とかの本を読んでも、結局活かせず、余計な本がそれぞれ一冊ずつ増えるだけのようです。まぁいいかと、思ってそのままにして、数ヶ月、数年。スッキリせず、モヤモヤしたまま過ごしてしまう日々。何かいい方法はないものか。家も車も僕のスペースだけ、ごちゃごちゃっとしています。
スッキリした部屋、スッキリした車、やっぱり未来のことを考えて、過去のものは、処分してしまいましょう。逆に、何にもない状態、というところから考えてみます。もう二度と手に入らない大事なもの、どうしても必要なモノは何だろうと逆算的に考えてみると、えーと、ギターでしょ、パソコンでしょ、ウクレレも使うでしょ、と改めて、よくよく考えてみたら、特に頭を悩ませているものに気がつきました。本とCDです。ふむ。
一番、頭を抱えたのは、湘南シェリフの在庫CDです。悲しいかな、売れ残りがまだまだ、たくさんあります。これをどうにかなくしていかないと、話が進まないのかもしれない。売れ残りのCD。考えると気が重い。更に、セブンカルチャーで先生をやるために買ってきた参考のための教則本。こちらもめちゃくちゃ幅を取っています。
僕の頭を重くしているのは、このCDの在庫、教則本の山、このふたつのようです。なるほど、重要な問題点が少し見えて来ました。しかし、在庫で残ったCD。捨てるのは許されません。かと言って、簡単には減らせません。どうやったら減らしていけるのか。仕事でお客様にあいさつで名刺を渡す時、一緒にこれもどうぞとCDも渡していくか。
段々とこの在庫CDをどうするか、ということに考えが集中して来ます。うーん。段ボール一箱で100枚。それがまるまる3箱残っていますので、あと300枚。このCDを減らすために、どうにか宣伝のための活動をしなければ。しかし、時間がない。お願いします。買って下さい、と言ってお願いに行くと交通費が。ううう。
そんなことを考えていると、嫁さんの視線が何を物語っているか、察しがついて来るのですが、考えているだけだと、何だか段々と暗くなって来て、ダメな理由しか思いつかなくなって来ます。ちょっと考えを改めてみましょう。今、僕を苦しめているCDの在庫、最初、うちに届いた時は、はじめてのメジャーレコードからのリリース。わぁ、と喜んだものなのですが、いつのまにか、部屋の場所を取るだけの悪魔の段ボールとなってしまっています。
サブスクやネット配信の昨今。CDが売れない時代に、何故わざわざCDを出したのでしょうか。携帯でYouTubeを開けば、水曜日のカンパネラだって観られます。あ、そうだ。『バッキンガム』聴こう。「給食の給〜、田園の田〜」世田谷給田のキューデン、バッキンガムの宮殿。すごい歌詞だな。しかも、とんでもなくカッコいいし。次は『エジソン』聴こう。ファーストテイクもあるぞ。
という感じで片付けの糸口が、今日もみつかりません。迷宮入りです。
【お知らせです!】
湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみ/また逢う日まで』
↓公式ホームページよりご視聴いただけます。
https://columbia.jp/artist-info/sheriff/
【自己紹介】
今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。
『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。
橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。
サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。
https://columbia.jp/artist-info/sheriff/
PV『湘南レイニーデイ』
PV『湘南サンセットビーチ』
PV『シーサイドロマンス』
コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)
森田樹優さん
アコギ一本勝負!お師匠様
堀尾和孝先生
https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home
セブンカルチャークラブ橋本
ギター&ウクレレレッスンやっています。