コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

思い出の四谷三丁目ソケースロック

大和市の南林間にハイダウェイというライブバーがあります。そこで、毎週月曜日に、プロの人達に習ってセッション形式でバンドを組んで音楽をするという企画があるのですが、毎回お店のテーブルが全部埋まるほどの大盛況の企画です。週に一回、夜な夜な楽器好きの大人達が集まって、一緒に音を出すのは、本当に楽しい時間でした。

 

ベースの浜田さんが校長で、ドラムの後藤さんが副校長、参加者はみんな生徒さんという感じで、和気あいあいと、でも真面目に、みんなでやっていました。月曜日だからマンデーズ、参加者はみんなマンデーズのメンバーです。僕が参加させてもらっていたのは、もう13年くらい前になるのかな。確か2期目のメンバーだったと思います。

 

そのマンデーズで、ウルルJUNちゃんに出会います。JUNちゃんは1期目からのメンバーなので、先輩です。実は堀尾先生に出会えたのも、ウルル先輩のおかげです。アコギ一本勝負というアコースティックギター1本で、まるでバンドのような音を出し、どんな曲もやってしまう。

 

そんなライブをする、ものスゴいギタリストがいると、当時のmixiで紹介されていて、それにすごく興味を持った僕は四谷三丁目ソケースロックというお店に初めて行ったのです。堀尾先生は、活動場所は都内が多いのですが、僕の住んでいる神奈川県の方でも、あちこちでライブをされています。

 

何で、ソケースロックだったのか、今思うとちょっと不思議なのですが、とにかく早く見てみたい、の一心で東京に行きました。と、これも書いていて少し思い出しましたが、この初ソケースロックの日のちょっと前に、マンデーズの校長こと、浜田さんが横浜のフライデイというお店でライブをされていて、それをマンデーズのメンバー達で観に行くということがありました。

 

レッドホットチリビーンズという、女性ボーカル二人、男性ボーカル一人、ギター、ベース、キーボード、ドラム、という構成で、何しろスゴいメンバーで、とんでもないグルーブのバンドでした。そこでベースを担当されていたのが浜田校長でした。そうだ、このレッドホットチリビーンズと、堀尾和孝という凄腕のソロギタリストが共演するライブがあるということで、めちゃめちゃ興味が湧いたのでした。

 

そして、その初ソケースロックの日。びっくりさせようと思って、浜田校長には、事前に何も伝えずに伺いました。単独で、東京の四谷。僕は神奈川県の真ん中から、しかもその当時は最寄りの本厚木駅から車で30分とかの場所に住んでいましたので、大都会にあるライブハウスは緊張でした。その緊張の中、お店をドアを開けると、今でも忘れません。スティービーワンダーの『迷信』を弾くギターが聴こえてきたのでした。

 

大音量で店中に響き渡るサウンド、スゴいグルーブ!で、すごい!と思ってステージを見たら、ステージ上で演奏しているのは、たった一人!え?!度肝を抜かれました。堀尾先生のアコギ一本勝負!の初体験でした。しばらく見ていても、何がどうなっているのか、さっぱり分かりません。一人しかいないのに、まるでバンドみたいに数名で演奏しているように聴こえます。

 

堀尾先生のアコギ一本勝負!は、本当にアコースティックギター1本で、ギターパートはもちろん、ベースも、ドラムも、歌のメロディも全部やってしまいます。それも同時に。うわー!すごい、カッコいい!!どれくらいスゴいかと言うと、イーグルスの『ホテルカリファルニア』も、ツインリードギターのところまで弾き切ってしまいます。その上、軽妙なトークも合わさって、面白い!!一発でファンになりました。

 

ライブの休憩中に、ウルル先輩が紹介してくれて、ご挨拶すると、「オッケー、よろしく」と笑顔で握手をしてくれました。先生はライブ中、お客さんからリクエストをもらって、その曲のさわりを演奏して応える、おさわりコーナーというのがありますが、僕は逆にステージ上の先生から指名されて、「何か聴いてみたい曲はありますか?」と言われました。

 

初めましてのお客さんに対する、さりげないホスピタリティ。僕は、ちょっと難しいと思われる、これまた大所帯バンドのオールマンブラザーズが聴きたいです。と答えました。「おお!」と先生は、ちょっと大袈裟にのけぞり、これまた難しいリクエストですね〜、と言いつつ、「じゃあさわりだけ」と言いつつ、結構しっかり目に『ジェシカ』を弾いてくれました。

 

このジェシカも、すごく良くて、ギターがツインになる気持ち良いところもしっかり演ってくれて、大満足、お腹いっぱいになったジェシカでした。最後まで「わー」とずっと感動でした。もちろん、レッドホットチリビーンズもめちゃめちゃ最高で、本当に濃くて素晴らしい夜でした。ちなみに、ひょっこり現れた僕を見て、浜田校長は「何で、ここにいるんだよ」と嬉しそうに笑ってくれてました。

 

ソケースロックの話で長くなっちゃいますね。酔弦ストラップをいただくまでの思い出の一部分です。

 

続きます。

f:id:korosuke7:20230128213902j:image

【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

 

【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

 

コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html