コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

弟子入りと出戻り

初アコギ一本勝負!のあまりの感動で、その後も、横浜の六角橋にあったココペリ亭や、大和市鶴間のハードボイルドな菩南座にと、立て続けに、先生のライブ演奏を追いかけ、その度に先生から「お前、いいやつだな!俺のところにギターを習いに来いよ」と、おっしゃっていただきました。

 

僕も先生と同じようにギターを弾いてみたい、と強く思いました。そして、ソロギターというスタイルがあることを知った僕は、本屋で雑誌を見つけると、載ってた楽譜を一所懸命コピーしました。その時には弾きたいと思ったのは、カーペンターズの『トップオブザワールド』でした。江部賢一さんのアレンジでした。

 

先生のレッスンは、月曜日と水曜日、東邦音楽学校で受けられるとのこと。数ヶ月後、水曜日が休みの仕事に転職をして、晴れて堀尾先生の弟子になりました。最初はグループレッスンからでした。地道なトレーニングも、最初は指が動かず苦しかったのですが、続けていくと段々と指が動くようになっていきました。

 

練習して、よし!出来るようになった!と思って、またレッスンを受けに行くと、「全然足りない」とダメ出し。綺麗に響く音が出ない日々が続きますが、がんばっていたら、がんばった分だけ、音が変わっていくのは感じられました。数ヶ月毎に、この時間が今空いているから、とレッスンの枠を変更してもらい、気がついたら、先生と1対1の個人練習になっていました。

 

1年くらい通い続けた後、先生から、ライブのオープニングアクトをやってみないかと、お声掛けいただきます。場所は、レッスンで通っていた東邦音楽学校の近く、大塚All in Funというお店でのライブでした。All in Funの思い出もありますが、演奏する前に必ず前飲みで、丁寧な老夫婦お二人がやられている天ぷら屋さん『つつみ』に集まり、乾杯をしました。

 

先生の本ライブの前に、会場を温めるためのオープニングアクト。待ち時間は10分程度。だいたい3曲くらい。この頃には、酔弦ファミリーの先輩方にも認知をいただいていて、初めてのオープニングアクトの時には、酔弦ファミリーでは、お馴染みのオビーさん、まごさん、そしてBUNさんが、いらしてました。

 

特に、BUNさんは同じ堀尾先生の教室で習う兄弟子で、先生のお弟子さんは当時、女性が多くて、男のお弟子さんというのが珍しかったようです。BUNさんにとって、僕は初めての弟弟子ということもあって、すごく声を掛けていただいたように思います。毎回、つつみでの前飲みから、ご一緒させていただき、その度に大きな声で、「コロ助ぇ、がんばれよぉ!』と応援してもらっていました。

 

実は、BUNさんは、前回の日記で書いたレッドホットチリビーンズのメンバーでもあったのです。バンドはボーカルが3人いて、BUNさんは、その中で男性ボーカルのパートでした。もともとはボーカルなので、堀尾先生の教室で習われていたのは、ギターでの弾き語りでした。なので、堀尾先生と同じ演奏、ソロギターを始めようとしている、僕に注目もしてくれていたように思います。

 

毎月一回のAll in Fun、オープニングアクトの演奏の役割、未熟者だった僕は、その意味もまだよく分かっていなくて、練習不足で不甲斐ない演奏をしたり、前飲みの時の日本酒でやっぱり不甲斐ない演奏をしたり、失敗だらけで、時には、「次も同じような演奏だったら、オープニングアクトはクビにするからな」と怒られることもあったり、と色んなことがありました。

 

そのオープニングアクトを1年ほどさせていただいた頃に、仕事でというか、プライベートでトラブルがあり、教室のお休みをいただくことをやむなしの状況になってしまいました。少しずつ常連さんが増えてきて、毎回盛り上がっていたAll in Funでの堀尾先生のアコギ一本勝負!。1年、やらせていただいた、オープニングアクトを辞退することになり、その事は今でも先生やお客さんに申し訳なかったということと、残念だったという気持ちがあります。

 

その後、先生の教室には行けませんでしたが、先生のライブには行っていました。また数年経って、色々なことが落ち着いて来た頃、先生から目黒にあるタイムアウトというお店で、夜の部でもレッスンが出来るようになったから来るか?と言われて、月に一回、目黒に通うことになりました。

 

確か、タイムアウトに通うようになって、先生と同じメイトンのギターを購入したと思います。先生にご紹介いただいて、恵比寿にあるドルフィンギターさんに注文をお願いしました。ギターを買うために大枚、27万円をどうにかこうにかかき集め、手に入れた今でも大事な愛器のギターです。タイムアウトでは、今は亡き、オーナーの村さん、そしてスタッフのヨウコさんにも良くしていただきました。

 

時間軸がこの辺は曖昧になっているのですが、便利なFacebookのタイムラインで、ずっと遡って行ったら2015年にメイトンを持っている写真を見つけました。メイトンを買ったのは3月だったのは覚えているので、メイトンを持つのと、同時にFacebookも始めていたようです。なるほど。2015年の3月。

 

弟子を復帰してから、すぐに兄弟子のBUNさんと、先生のライブで再会します。それまでも年末のクリスマス&紅白ライブなどのイベントの時にお会いする事はありましたが、現役弟子としてお会いするのは数年振りです。場所は赤坂ふらっとんカンティーナでした。その時のBUNさんは、先生とのユニット、BUN&HOLYを結成されていました。

 

まだ続きます。

f:id:korosuke7:20230129134430j:image

【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

f:id:korosuke7:20230129114326j:image

【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

f:id:korosuke7:20230129114337j:image

コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

f:id:korosuke7:20230129114352j:image