コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

冬のシェリフ回想

12月に入って、急激に寒くなりました。コロ助です。湘南の海は、やっぱり夏が似合うと思うのですが、ストライプシャツがイメージカラーになっているシェリフのイラストを、今の季節に見るとひんやりクールに感じます。今日は僕が加入しているバンド、湘南シェリフのお話をしたいと思います。

 

シェリフは、今年出したCDにもある通り、結成45周年のバンドです。1977年に結成されました。結成当時のメンバーは、ボーカルが猪俣さん、ギターでリーダーの高麗(タカマ)さん、ベースの保坂さん、ドラムが金子さん、でした。僕も来年で44になりますが、バンドの結成時にはまだ生まれる予感があったのか、なかったのか、くらいの年です。

 

地元湘南で大変な人気のあったシェリフ。藤沢にはシェリフのための特別ステージがあったり、地元女子学生達を中心に沢山のファンの方がいたそうです。オリジナルメンバーである猪俣さんと高麗さんにお話を伺っていると、当時の熱気が蘇って来るようですが、ハリやツヤの若さよりも、円熟した大人の渋みを持つ、今のお二人の口から出て来るのは、ユニークな親父ギャグばかりなので、女子高生にキャーキャー言われていたあたりの話が、にわかに想像が追いつきません。こんなこと書くと怒られそう。

 

当時のTBSの人気バラエティ番組『ぎんざNOW!せんだみつおさんが司会をやられていた時に、ロックバンドコンテストで入賞したのが、メジャーデビューのきっかけだったそうです。デビュー後は、各地ライブで忙しくなります。ハワイ公演の時の、リーダーの高麗さんが、ナンパに出掛けたメンバーから、ひとり、置いてけぼりをくった(ご本人談)という話が、何度聞いても面白いです。ちなみに猪俣さんは別行動で、取材やら何やらあったから、ナンパには参加していない、とのことでした。全ては遠い記憶です。

 

猪俣さんは、シェリフのボーカルとしてデビューしましたが、別のバンド『コンドルズ』のボーカル(こちらは安藤さんという方とツインボーカル)もされていました。コンドルズでの活動で、芸能界のお付き合いや、番組出演などもたくさんあったそうです。ドリフターズの方々や、美空ひばりさんなど、猪俣さんが話してくれる当時のエピソードは、ひとつひとつに感動させられます。

 

コロナ禍で活動休止中に、昨年シェリフからのご挨拶ということで、その猪俣さんが書かれたものがありますので、一部掲載致します。

 

『我々シェリフも1977年TBSのテレビ番組「ギンザNOW!」からスタートし、来年にはシェリフ結成45周年を迎えます。来年5月にはそれを記念し新作CDのリリースも企画中です。是非皆様の心に残る作品にしたいと思っていますので是非楽しみにしていて下さい。そして今後も我が母校「湘南学園」の大先輩であり恩師でもある作曲家故平尾昌晃先生の意思を継ぎ「生来現役、生来青春、さぁ一緒に歌おう!」をテーマにこれからもシェリフは皆様と一緒に楽しめるライブを大切に活動してまいりますので是非皆様の今後も変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!

 そして最後に、私が1979年11月にコンドルズのボーカルとして当時の国民的人気TV番組、TBSの「8時だョ!全員集合」に出演させて頂いた際、いかりやさんはじめドリフのメンバーにご挨拶させて頂いた時、最後に志村けんさんからかけていただいた言葉が今もつい昨日のことのように思い出されます。

「なぁ!そんなにすぐ売れなくていいよ、それより永く続けることの方が大事だよ。オレだっていまだに日々手探りだよ。お互い頑張ろうな、大丈夫だぁ!」

そんな志村さんの励ましの言葉があればこそ今日まで唄う事が出来たのかもしれません。あらためて志村けんさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

     2021年12月 シェリフ猪俣成人』

 

シェリフメジャーデビューから時は流れて、2018年。現メンバーで、35年前に出した『シーサイドロマンス』という楽曲をレコーディングし直して再リリースするということになります。当時は猪俣さん不在のシェリフだったので、ボーカルは、ずうとるびの今村さんが歌われていました。歌詞も今村さんのものです。

 

デビュー前のシェリフのオリジナル曲は、海外のロックバンドからの影響を感じさせるロックなテイストの曲が多いのですが、メジャーデビュー後はポップス色が濃くなります。シーサイドロマンスも、GSサウンドとポップスと湘南の雰囲気が絶妙なバランスで、今聴いても全然、色褪せていないと思います。

 

そういえば、猪俣さんが、「CDジャケット撮影用に加山さんからギターを借りて来たよ」と加山さんのギターを持って来られました。僕も触らせてもらいましたが、そのギターに、すごいオーラを感じたのを覚えています。シーサイドロマンスのカップリング曲は、『涙のシーサイドウォーク』という、ザワイルドワンズの植田さんからいただいた書き下ろし曲です。

 

湘南シェリフ、植田さんには特に懇意にしていただいていて、僕が加入後のシェリフライブでも、何度も共演をさせていただいています。植田さんの、そのお洒落な雰囲気と、和やかなお人柄に、演奏はさることながら、それ以上の、人を惹きつける魅力に、感じ入るばかりでした。

 

続きます。

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【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

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