メンバー集めは続きます - コロちゃんのおかしな日記

ギターは、数年前に町田Ivyのギタリストライブで、お会いしたボブさん。大和市の桜ヶ丘在住だったということで、当時、インジャゴでやっていた、僕のライブにも遊びに来てくれました。ボブさんとお話をしていると、そのお人柄の魅力はもちろん、頼まれたら断れない困った性格というところが、とても他人に思えなくて、勝手に親近感を覚えていたのです。

ボブさんのギターテクニックは多彩で、絶対バンドに良い彩りを添えてくれる！それに若い感性も必要と思い、僕にとって全てが理想的なギタリストのボブさんでしたが、何せ連絡するのは数年振り。そもそも僕のことも忘れ去られているんじゃないか、と恐る恐るメッセージでした。それに久し振りに連絡をすると、大概みんな生活が激変わっていたりするものですし。

ところが、返ってきたのは大変にウェルカムなお返事。ボブさんも転職から、結婚、子育て、と激烈変化してらっしゃいましたが、ほぼうちの子と同じ年齢のお子さんだそうで、同じパパギタリストとしても更に共感出来ることが増えて、とても感激でした。肝心のオファーも感激の勢いでお願いしたのですが、ちょうど音楽、再活動したいと思っていました、とのことで奇跡のご快諾。すごい！いいんですか？！

ボブさんは、以前加入していたバンドがあるのですが、それがとんでもなくお洒落でカッコいいバンドなのです。横浜のモーションブルーというところでも演奏されていたとのことで、うちのバンドでも、是非そういう場所でやってみたいと思っているので、経験者のボブさんが加入してくれて、一気にその夢が近づいたように感じました。

喜び過ぎて、おしっこ出そうになりましたが、この頃は1番下の子が生まれたばかりで、自分よりもそっちのおしっこを世話していたので自分のおしっこは我慢しました。とにかく嬉しかったです。そんなわけで、ボブさんがギターを弾いてくれることになりました。そしてそれから、バンドには欠かすことの出来ないベース。このベースを弾いてくれる人を探す段階になります。

大事な大事なベーシスト探し。こちらはエリちゃんに力を借りました。エリちゃんがその時、ボーカルをしていたゼストというバンドがあって（今は編成が変わり、関卓郎さんという凄腕のギタリストがリーダーをやられているStompさんというバンドになっています）、そこで一緒にやっている田辺さんこと、まーちゃんさんを推薦してくれました。

実は、まーちゃんさん、僕自身も昔にブルームーンというオールディーズバンドでご一緒させてもらっていて、その腕前は織り込み済みでした。ブルームーンの他にも、活動されていたバンドは、ゼストもそうですが、スリーピースのバンドだったり、歌謡曲からソウル、ハードロック、演奏ジャンルが幅広く、セッションホストなんかもされていました。

しばらくお会いしていませんでしたが、これで、またご縁が繋がるのなら、と今一緒にバンド活動をしているエリちゃんにお願いして、スタジオ練習でまーちゃんさんに会った時にお伺いを立ててもらってみたところ、これが意外にも好反応。そしてエリちゃんから「最後はコロちゃんがきちんとお声掛けしてね」ということで、改めて、僕の方からオファーをさせていただきました。

バンドのお誘いも、直接ではなくて、ラインでのやり取りっていうのが、今時だなと思う昭和生まれですが、程なくしてご本人からの嬉しいご承諾をいただきました。いただいた文面も、とても謙遜というか、謙虚な内容で、あんなに素晴らしいベースを弾くのに、なんていうお人柄！と感動しました。

僕は、バンドの要はやっぱりベースだと思っているので、その部分をまーちゃんさんにやってもらえるというのは、もうすごい安心感というか、バンドの基盤はこれでもう大丈夫とさえ、思いました。ベースの低音が何故、こんなにもしびれるのか分かりませんが、堀尾さんがよくMCで仰っている、「低音の魅力」は絶対あると思います。

男性ボーカル、女性ボーカル、ギターにベースが決まり、思い描いていた方達へのオファーが、すんなりと決まり、何だかすごいバンドになって来たぞ、とふるふる震え出していたところへ、歌謡曲的なものをやるのに鍵盤があった方がきっと面白いよね、という話になって来ました。これはBONさんの提案でした。

それで、最初、BONさんが、自分の音楽友達に声を掛けてみようかなと言ってくれていたのですが、僕にはある人が既に思い浮かんでいました。そうです。その昔、『夜のおかしなうなぎパイ』という4人組のバンドユニットでご一緒していた、コマさんでした。ご主人のケンさんと共に、ご夫婦で仲良くさせてもらっている方です。

そのコマさんに、オファーをかけるにあたり、何点か問題というか、課題というか、乗り越えなくちゃいけなさそうなことがありました。その辺は、この次に書きます。

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