コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

江ノ島の夜景と音楽

今回、クロスローズカフェ29オーナー武田さんに呼んでいただいた、はじめましての虎丸座さん。伺ったら、お店のママさんが武田さんと同級生というご縁なのだそうです。

 

それにしても、この虎丸座さんがとても素敵な場所で、イベントが進行して行くに連れて、西陽が落ちていくのですが、店内の大きな窓から見える外の景色は、みるみるうちに変わっていき、最後はムード満点の夜景へと変わっていました。

 

グラデーションで雰囲気が変わっていくのが、とても印象的でした。すごい自然の演出。お客さんとしても感動して観てしまいました。

 

自分の出番はトップバッターでした。緊張もありましたが、Kimosuiで鍛えられて?いたおかげで、自己紹介から一気に演奏へ。終わってみると、あっという間の30分でした。

 

演奏後は、武田さんから許可をいただいて、窓際に湘南シェリフのCDも置かせてもらって、販売業へ移行。ありがたいことに、お友達が二人買っていってくれました。ミキさん、石田さん、ありがとうございました。

 

せっかく来たからには、音楽活動費、CDの販売も頑張らねばと、ライブ中も、ライブ後にも宣伝をしましたが、お客様の反応を見て、まだまだもっと努力出来る部分があると勉強になりました。武田さんが気を遣ってくれて、後ろでコロ助がCD販売してます、とアナウンスしてくれていました。嬉しかったです。

 

それにしてもライブ中、『また逢う日まで』をやったのは良かったのですが、何ということか途中で頭が真っ白にすっ飛んで、演奏が止まり、どうしたものか、と一瞬パニックになりました。でも、めげずに、よし!と言って(←全然良くない)、サビから再スタート、そのまま強引に最後まで持って行く、というまあまあなハプニングもありました。

 

お客さんからはアハハと笑う声がありつつも、サビのところはみんな歌ってくれていました。良いお店、良い演者さんには、良いお客様が集まります。みんな、とても優しかったです。ありがとうございました。

 

それから『オーバーザレインボー』もやりました。この曲をやろうと思ったのには、少し理由がありました。実は今年、僕の大事な人が、3人も立て続けに虹の向こうへ行ってしまい、自分の人生を見つめ直すというか、考えさせられることが多くなりました。音楽との向き合い方も。

 

それで少し自分を見失ったというか、一人で焦っていて、周りのことが見えなくなり、特に嫁さんには迷惑というか、とても苦労をかけてしまっていました。今回のイベントも嫁さんのおかげで参加出来たというものです。感謝しかありません。

 

何で音楽やっているんだろうと、チビ達を家に置いてくるたびに、強く感じるようになり、昨日も家を出る時にそうでした。

 

ずっと、考えています。

 

今回のイベントでは、はじめましての方達がたくさんいました。でも、久しぶりにお会いした方達もいました。みんなの元気な顔が見れて、本当に嬉しく思いました。

 

久しぶりの再会。色んな会話の中で、しばらく会っていない共通の友人のことを聞くと、

 

「あぁ、あの人はね、今、身体を悪くしちゃってね。最近、見ないんだよね」という話もあって、寂しい、というか少し心配な気持ちになりました。

 

時間が経つっていうことを実感しました。

 

 

何で音楽やっているんだろうと、考えると、堀尾先生の顔が浮かびます。半年ほど前の今年の5月に桜ヶ丘インジャゴで久し振りにライブをしたのですが、少し気持ちが舞い上がっていた僕は、その中で、あろうことか先生のことを、

 

「いつのまにかお笑い芸人のようになられていて、僕は一体今、どこを目指せば」

 

などと大変失礼な言い方の紹介をしてしまいました。

 

まったく、話はすぐ伝わるもので、その後、先生から恐ろしい呼び出しがかかり、先生のいる東京へ急いで行くと、開口一番、

 

「お笑い芸人で悪かったね」

 

と言われました。それからお叱りを受けるものと思っていたら、

 

「それはそうと、お前の演奏を聴いたぞ。自分でも分かっているとは思うから、しっかり練習しなさい」と演奏に対しての注意でした。

 

そして、

 

「色々と大変だろうけど、お前が幸せだったらそれでいい、ギターを続けてくれていることが嬉しいよ、がんばれ」

 

という言葉をいただきました。あいも変わらず不遜な弟子で、すみません。

 

 

何で音楽やっているんだろうと考えるたび、早くに他界してしまった兄弟子のBUNさん、シェリフに加入するきっかけになった保坂さん、10年以上前に急逝した同級生、3人を思い出します。

 

今の自分を見たら何て言うんだろう。目をつぶると懐かしい声は今でも聞こえて来ます。今年亡くなった3人というのも、みんな、家族のように大事な人達でした。その中の一人は実父なので、本当に家族ですが。

 

父の話。両親は僕が小学生2年生になった頃、離婚しています。離婚した後は、週に一度だけ会うことになっていて、祖母の家で一緒に過ごし、本を読んでもらったり、公園に連れて行ってもらったり、時には動物園や、遊園地、ディズニーランドにも連れて言ってくれました。

 

そんな父は、会うと色々な話を、よくしてくれていましたが、よく覚えているのは、

 

「何でもいいから、一つだけ、これは誰にも負けないぞってものを作るんだぞ」

 

この言葉がやけに心にぶっ刺さっていました。一つのことをがんばる、シンプルで、とても大切なことです。

 

夜景の美しさにやられたのでしょうか、虎丸座さんで聴いた音楽がそうさせたのでしょうか、イベントが終わって1日経った後も、まだ色々と物思いに耽っています。

 

最後の演者さんだったWine and Rosesさんが、吉田美奈子さんの『時よ』という曲を演奏されていたのですが、とてもとても胸を打たれました。

 

改めて、虎丸座さんでの江ノ島夕焼け祭り、良い時間でした。

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【お知らせです!】

★ノスタルジック横濱『Kimosui』

11/26(日)鶴間えちごやきゅ〜ぴーにてライブ!

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湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

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