コロちゃんのおかしな日記

アコギなソロギター演奏可。働いて、子を育て、えんやこらさ。

冬のシェリフ回想3

2012年9月17日。ヤマトさんから連絡が入りました。

 

ほっちゃん、亡くなったよ」

 

実は、あの3人での飲み会の日に、保坂さんは事故で倒れられて、それから意識不明の日が続いていました。そんなことがあってたまるか、とずっと保坂さんの回復を願っていましたが、その願いは叶わず、保坂さんは、そのまま帰らぬ人となってしまいました。僕のせいだ、そう思いました。

 

あの飲み会がなかったら、事故は起きなかったんじゃないか、保坂さんに心配されないように、スタジオ練習の時にしっかりギターが弾けていたら、こんなことにはならなかったんじゃないか、と。もう取り返しのつかない現実だけが残りました。ヤマトさんや、シェリフのメンバー、何よりご家族に合わせる顔がない。

 

保坂さんの葬儀には、本当に、たくさんの人達が参列されていました。並べられた保坂さんの楽器や、式場に流れる保坂さんが好きだった音楽、そして、集まった人々。そのまま、保坂さんのお人柄を表しているかのようでした。

「保坂の周りに集まる人で、悪い人が誰ひとりいないのがすごいよな」

ほっちゃんのこと、悪く言う人っていないよな、改めていいやつだったって思う」

 

また、保坂さんのことを、「無二の友」と呼び、バンドでも、プライベートでも、付き合いが人一番深かった猪俣さんでしたが、逆に僕のことを心配してくれて、「市成は、大丈夫なのか」と声を掛けてくれました。こんなことになってしまい、言葉がないです。すみません、しか言えませんでした。猪俣さんは、誰のせいでもない、と言ってくれました。

 

みんなで、保坂さんを見送りました。その日の茅ヶ崎の空はよく晴れていて、遠くまでずっと青色が続いていたのが印象的でした。

 

 

それから猪俣さんには、どうしてか何度となく、声を掛けてもらいました。二人でお店に行くと、保坂さんとの思い出話を沢山教えてくれました。失敗話や、リーダーの高麗さんに掛けた迷惑話など、明るく話されていましたが、どの話にも、心を開ける友を失ったと言う、猪俣さんの心が見えるようでした。そして、そんなお話からも、保坂さんの人となりが、伝わって来るようでした。

 

「いやー、ギターいいやつが入ってくれて良かったね。シェリフ、これから楽しみだね」

ほっちゃんはね、いっちゃんのこと、そう言ってたんだよ。と猪俣さんは話してくれました。それから僕はシェリフに加入し、ギターを弾いています。保坂さんとの事は、10年経った今でも思い出すと涙が出ます。

 

「市成、もっと前に出ろよ」

そのまま、遺言となってしまいました。保坂さんの分まで、僕はギターを弾こうと思っています。10年経っても相変わらずの自分ではありますが、シェリフで弾く時は、保坂さんと一緒にリズムを出して弾いているつもりです。もし、今、会うことが叶ったなら、「まだまだだなぁ」と、お説教されそうですが。

 

保坂さんの弔いライブも行われました。藤沢にあった『ヴィーナス』という、普段はダンスホールですが、本格的なバンド演奏も出来るお店でした。ここに入りきれないほどの人が集まり、保坂さんゆかりのバンドが、次々と保坂さんのことを思いながら演奏しました。とても熱く温かいライブイベントになりました。

 

 

それから、シェリフはオリジナルメンバーのボーカル猪俣さん、リーダーのギター高麗さん、のお二人を中心にサポートメンバーを入れ替えながら、定期的にライブをして行きますが、程なくして、ベースに進藤さんの正式加入が決まります。進藤さんは、高麗さんの地元、由比ヶ浜の野外イベント用に組まれていた別グループがあったのですが、そのご縁でした。

 

坊主頭の進藤さんは、こだわりのベースプレイもさることながら、異様に、そのキャラクターが際立っていて、今までのシェリフにはなかった、新しい風のようなものが吹くのを感じました。ご本人に怒られてしまうかもしれませんが。只者ではない、というオーラを纏った、その見た目とは全くの裏腹、

 

話してみると、紳士で、几帳面、綺麗好き、更には、料理の腕も相当で、進藤さんが振舞われた特製サンドイッチは『湘南サンド』と名付けられて、みんなに喜ばれていました。その見た目とのギャップと、安定のベースプレイの進藤さん。みんなからは進藤和尚と呼ばれています。

 

そして、現メンバー、最後に加入されたのがドラムの勝見さん。勝見さんは、猪俣さんのお付き合いの中で、ドラムを現役で叩いていること、シェリフデビューきっかけだった『ぎんざNOW!』に、当時、勝見さんもバンドでエントリーされてた、という興味深いご縁が判明して、すぐさま一緒にスタジオ練習へ。

 

活動的な勝見さんの、そのお人柄と、クリエイティブなスタイルが、加入の決め手だったように思います。勝見さんのご人脈で、広がったご縁も沢山あります。勝見さんは音楽活動の他にも、イラストレーターとしての顔もお持ちで、こちらも定期的に都内や横浜などで、絵や個展や、仲間と展示会などを開催されています。

 

ちょうどクリスマスシーズンの今も、横浜山手にあるアートギャラリーで、アクリル絵を展示する予定のようですので、そのイベントをお知らせさせていただきます。

 

山手ギャラリー

(電話番号下のMapをクリックすると、住所と地図が出ます)

https://www.art-g-yamate.com/home/2022/11/27/%e7%ac%ac17%e5%9b%9e%e3%80%80%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%82%b9%e5%b1%95/

 

こうして、湘南シェリフの現メンバーが揃いました。

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【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

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冬のシェリフ回想2

「湘南のレジェンドバンドで、シェリフというバンドの人たちがいるんだけど、一緒にやってみないか」

そう、ヤマトさんに声をかけられて、シェリフのバンドメンバーと初めて会ったのが、2012年、藤沢のとある居酒屋。暑い夏が近づいていた頃でした。話が前後しまくりますが、僕がシェリフに加入した時のお話です。

 

声をかけてくれたヤマトさんは、堀尾先生のライブで繋がった友人で、最初に出会ったのは、当時、横浜の六角橋にあったココペリ亭というライブステージがあるカフェでした。人見知りの僕にも気さくに話しかけてくれるヤマトさんは、住まいも同じ市内だったので、その後も色々と仲良くさせてもらっていました。

 

ヤマトさんは、あちこちから引く手数多の名ドラマーで、何個もバンドを掛け持ちされていますが、その中に大学の時の先輩後輩という関係で結成された、『ミモレッツ』というバンドがありました。そのミモレッツでベースを弾いていたのが、シェリフオリジナルメンバーのベーシスト保坂さんだったのです。

 

そんなわけで、僕のシェリフに加入するきっかけは、保坂さん、ヤマトさん、僕、という繋がり、からでした。2012年5月に、猪俣さんが在籍していたコンドルズとシェリフ。二つのバンドのベスト盤が日本コロムビアから発売されます。このタイミングで、バンドを更に盛り上げて行こう、ということで、新メンバー加入の話が上がったのでした。

 

ドラム、キーボード、サイドギター、を新たに加えての、はじめてのバンド練習が、藤沢の某スタジオでありました。シェリフのオリジナルナンバーを中心に、『白い珊瑚礁』などの懐かしいグループサウンズの曲も数曲合わせました。今でも思い出しますが、この時の僕は、自分はサイドギターで、ちゃんとリズムを出して、皆さんの足を引っ張らないようにしなければ、と、ひとりスーパーど緊張の中、ギターを弾きました。

 

何だか分からないうちに、あっという間に終わったスタジオ練習。手応えがあるとか、ないとか以前に、自分がここにいても良いのだろうか、というくらい、萎縮して、おとなしく、小さな、小さな音でギターを弾いていました。そんな僕を見兼ねてか、数日後、ヤマトさん経由で、保坂さんから呼び出しがありました。

「どうもさ、緊張し過ぎのようだから、近いうちに一度、3人で一杯やんない」

 

夏の終わりの9月でした。ヤマトさんの住んでいるマンションで、保坂さん、ヤマトさん、僕、の3人で、各自でお酒やツマミを持ち寄っての飲み会が開かれました。大先輩の保坂さん、

「これ、会社の仕事で作ってるレタス、二人に持って来たから食べて」

から始まり、それぞれ好きな音楽の話や、保坂さんとヤマトさんのバンドの思い出話などで、話に花が咲いていきました。

 

テーブルを3人で囲っての近距離でしたが、目の前にいる保坂さんは、有名な日本コロムビアからメジャーデビューされてて、何十年も現役でプレイされてるベーシスト。僕のような何の実績もない人間が、対等に話せしていいワケがない、と今、考えてみると、遠慮し過ぎの何とも小さい人間だったのか、と自分にがっかりなのですが、そんな僕に、保坂さん。

 

「え、T・レックス好きなの?弾いて、弾いて」

 

は、はい。ジャージャジャ、ジャジャー、ジャージャジャージャー(20th century boyのイントロ)

 

「イエー!いいじゃん、いいじゃん」

あ、あはは‥。

 

音楽とお酒の力は不思議なものです。最初、保坂さんとの間に感じていた壁も、いつのまにかガラッと崩れていて、気がつくと、3人でぐでぐでと、仲良く、ただの酔っ払いになっていました。お酒の勢いで調子に乗ってた僕は、こんなのも出来ます!と、習ったばかりの堀尾先生のレパートリーも弾いたりします。その度に、

「いいね、いいね!」

と保坂さん。

 

今思うと、そうやって打ち解けて楽しく過ごせていたのは、音楽と、お酒の力よりも、保坂さんの、人への気遣いや、そのお人柄のおかげだったように思います。飲んでいて、何だか部活の先輩、後輩、の関係みたいな不思議な気持ちになっていきます。軽音楽部とかって入ったことはないのだけれど、きっとこんな感じだったんだろうな、と思う、楽しい時間でした。

 

最初、にこやかで紳士的だった保坂さんも、お酒が入ってくると、

「だからなぁ、お前はもっと前に出なきゃダメだぞ!」

と、段々と口うるさい先輩に変身されていました。そう大先輩に言われる度に、

「はい。そうですよね、すみません、ありがとうございます!」「がんばります!」

と、素直に答えていたのですが、何度も聞かされてて、最後の方の僕は、もう夢うつつの状態でした。

 

保坂さん、本当にバンドが、人が、好きな人なんだな。‥僕自身のバンドに対しての気持ちも、自然とやる気スイッチが入ってきているのを感じていました。何だかよく分からないけど、この人とやって行けたら、楽しそうだな、熱があり過ぎて、ちょっと暑苦しいところもあるけど、いい先輩だな。だいぶと酔ってはいましたが、今でも思い出します。

 

「市成〜、もっと前に出ろよ〜」

 

これが保坂さんとの最後の飲み会でした。

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冬のシェリフ回想

12月に入って、急激に寒くなりました。コロ助です。湘南の海は、やっぱり夏が似合うと思うのですが、ストライプシャツがイメージカラーになっているシェリフのイラストを、今の季節に見るとひんやりクールに感じます。今日は僕が加入しているバンド、湘南シェリフのお話をしたいと思います。

 

シェリフは、今年出したCDにもある通り、結成45周年のバンドです。1977年に結成されました。結成当時のメンバーは、ボーカルが猪俣さん、ギターでリーダーの高麗(タカマ)さん、ベースの保坂さん、ドラムが金子さん、でした。僕も来年で44になりますが、バンドの結成時にはまだ生まれる予感があったのか、なかったのか、くらいの年です。

 

地元湘南で大変な人気のあったシェリフ。藤沢にはシェリフのための特別ステージがあったり、地元女子学生達を中心に沢山のファンの方がいたそうです。オリジナルメンバーである猪俣さんと高麗さんにお話を伺っていると、当時の熱気が蘇って来るようですが、ハリやツヤの若さよりも、円熟した大人の渋みを持つ、今のお二人の口から出て来るのは、ユニークな親父ギャグばかりなので、女子高生にキャーキャー言われていたあたりの話が、にわかに想像が追いつきません。こんなこと書くと怒られそう。

 

当時のTBSの人気バラエティ番組『ぎんざNOW!せんだみつおさんが司会をやられていた時に、ロックバンドコンテストで入賞したのが、メジャーデビューのきっかけだったそうです。デビュー後は、各地ライブで忙しくなります。ハワイ公演の時の、リーダーの高麗さんが、ナンパに出掛けたメンバーから、ひとり、置いてけぼりをくった(ご本人談)という話が、何度聞いても面白いです。ちなみに猪俣さんは別行動で、取材やら何やらあったから、ナンパには参加していない、とのことでした。全ては遠い記憶です。

 

猪俣さんは、シェリフのボーカルとしてデビューしましたが、別のバンド『コンドルズ』のボーカル(こちらは安藤さんという方とツインボーカル)もされていました。コンドルズでの活動で、芸能界のお付き合いや、番組出演などもたくさんあったそうです。ドリフターズの方々や、美空ひばりさんなど、猪俣さんが話してくれる当時のエピソードは、ひとつひとつに感動させられます。

 

コロナ禍で活動休止中に、昨年シェリフからのご挨拶ということで、その猪俣さんが書かれたものがありますので、一部掲載致します。

 

『我々シェリフも1977年TBSのテレビ番組「ギンザNOW!」からスタートし、来年にはシェリフ結成45周年を迎えます。来年5月にはそれを記念し新作CDのリリースも企画中です。是非皆様の心に残る作品にしたいと思っていますので是非楽しみにしていて下さい。そして今後も我が母校「湘南学園」の大先輩であり恩師でもある作曲家故平尾昌晃先生の意思を継ぎ「生来現役、生来青春、さぁ一緒に歌おう!」をテーマにこれからもシェリフは皆様と一緒に楽しめるライブを大切に活動してまいりますので是非皆様の今後も変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!

 そして最後に、私が1979年11月にコンドルズのボーカルとして当時の国民的人気TV番組、TBSの「8時だョ!全員集合」に出演させて頂いた際、いかりやさんはじめドリフのメンバーにご挨拶させて頂いた時、最後に志村けんさんからかけていただいた言葉が今もつい昨日のことのように思い出されます。

「なぁ!そんなにすぐ売れなくていいよ、それより永く続けることの方が大事だよ。オレだっていまだに日々手探りだよ。お互い頑張ろうな、大丈夫だぁ!」

そんな志村さんの励ましの言葉があればこそ今日まで唄う事が出来たのかもしれません。あらためて志村けんさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

     2021年12月 シェリフ猪俣成人』

 

シェリフメジャーデビューから時は流れて、2018年。現メンバーで、35年前に出した『シーサイドロマンス』という楽曲をレコーディングし直して再リリースするということになります。当時は猪俣さん不在のシェリフだったので、ボーカルは、ずうとるびの今村さんが歌われていました。歌詞も今村さんのものです。

 

デビュー前のシェリフのオリジナル曲は、海外のロックバンドからの影響を感じさせるロックなテイストの曲が多いのですが、メジャーデビュー後はポップス色が濃くなります。シーサイドロマンスも、GSサウンドとポップスと湘南の雰囲気が絶妙なバランスで、今聴いても全然、色褪せていないと思います。

 

そういえば、猪俣さんが、「CDジャケット撮影用に加山さんからギターを借りて来たよ」と加山さんのギターを持って来られました。僕も触らせてもらいましたが、そのギターに、すごいオーラを感じたのを覚えています。シーサイドロマンスのカップリング曲は、『涙のシーサイドウォーク』という、ザワイルドワンズの植田さんからいただいた書き下ろし曲です。

 

湘南シェリフ、植田さんには特に懇意にしていただいていて、僕が加入後のシェリフライブでも、何度も共演をさせていただいています。植田さんの、そのお洒落な雰囲気と、和やかなお人柄に、演奏はさることながら、それ以上の、人を惹きつける魅力に、感じ入るばかりでした。

 

続きます。

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思い出迷子の片付け迷子

拾って来たよーと、桃姉ちゃん、保育園から帰ってくる時に、まるまると太った立派などんぐりや、紅葉してキレイな葉っぱなどを、持って帰ってきます。車の中のドリンクホルダーのところは、そのどんぐりでいっぱいになっています。得意げな顔で持って帰って来る娘の戦利品。ふと見てみたら、パカッと殻が割れていました。

 

ドリンクホルダーの中、どんどん埋まっちゃっていますが、捨てるのも、何だかはばかられて、何となく取っておいてあります。葉っぱや、木の実なんかもそうですが、園で書いて来たと言う、ぬりえや製作物、それらもやっぱり捨てられないでいて、車の中や家の机の上とか、あちこちにあります。それが、自分でも困っています。

 

というのも、例えば、さぁ、車の中を掃除しよう、と始めようとすると、まずドリンクホルダーのどんぐり達をどうしようか、と考えるところからのスタートになります。うーん。どんぐり、一個だけ取っておこうかな、それとも、何かどんぐり用に保管用の箱でも買ってこようかな、いや、さっさと処分しちゃおう、いやいや、捨てたら悲しむかな。

 

とぐるぐる考えだけが巡って、考えてるその時間だけで何だか疲れてしまって、結局、保留、そのままってことになって、片付けそのものが何にも進んでいません。どうして、こうも捨てられない性格なのか、自分でも不思議です。しかし、殻の割れたどんぐりが、放っておいたら育っていってしまいそうな気がして来たので、シンプルにさっさと捨てることにしました。どんぐりを捨てるだけでこの進み具合です。

 

家の机と車の中の2箇所の片付け。今回、ドリンクホルダーに溜まったどんぐりを処分したはずみで、その他も少しだけ前に進みましたが、問題の根本は娘のどんぐりや制作物というわけではなさそうです。書類の山とか、すぐに使わないのに置いてあるものとか、まったく使わないのに置いてあるものとか。この捨てられない性格のせいで、モノが溢れているようです。

 

断捨離の本とか、片付け術とかの本を読んでも、結局活かせず、余計な本がそれぞれ一冊ずつ増えるだけのようです。まぁいいかと、思ってそのままにして、数ヶ月、数年。スッキリせず、モヤモヤしたまま過ごしてしまう日々。何かいい方法はないものか。家も車も僕のスペースだけ、ごちゃごちゃっとしています。

 

スッキリした部屋、スッキリした車、やっぱり未来のことを考えて、過去のものは、処分してしまいましょう。逆に、何にもない状態、というところから考えてみます。もう二度と手に入らない大事なもの、どうしても必要なモノは何だろうと逆算的に考えてみると、えーと、ギターでしょ、パソコンでしょ、ウクレレも使うでしょ、と改めて、よくよく考えてみたら、特に頭を悩ませているものに気がつきました。本とCDです。ふむ。

 

一番、頭を抱えたのは、湘南シェリフの在庫CDです。悲しいかな、売れ残りがまだまだ、たくさんあります。これをどうにかなくしていかないと、話が進まないのかもしれない。売れ残りのCD。考えると気が重い。更に、セブンカルチャーで先生をやるために買ってきた参考のための教則本。こちらもめちゃくちゃ幅を取っています。

 

僕の頭を重くしているのは、このCDの在庫、教則本の山、このふたつのようです。なるほど、重要な問題点が少し見えて来ました。しかし、在庫で残ったCD。捨てるのは許されません。かと言って、簡単には減らせません。どうやったら減らしていけるのか。仕事でお客様にあいさつで名刺を渡す時、一緒にこれもどうぞとCDも渡していくか。

 

段々とこの在庫CDをどうするか、ということに考えが集中して来ます。うーん。段ボール一箱で100枚。それがまるまる3箱残っていますので、あと300枚。このCDを減らすために、どうにか宣伝のための活動をしなければ。しかし、時間がない。お願いします。買って下さい、と言ってお願いに行くと交通費が。ううう。

 

そんなことを考えていると、嫁さんの視線が何を物語っているか、察しがついて来るのですが、考えているだけだと、何だか段々と暗くなって来て、ダメな理由しか思いつかなくなって来ます。ちょっと考えを改めてみましょう。今、僕を苦しめているCDの在庫、最初、うちに届いた時は、はじめてのメジャーレコードからのリリース。わぁ、と喜んだものなのですが、いつのまにか、部屋の場所を取るだけの悪魔の段ボールとなってしまっています。

 

サブスクやネット配信の昨今。CDが売れない時代に、何故わざわざCDを出したのでしょうか。携帯でYouTubeを開けば、水曜日のカンパネラだって観られます。あ、そうだ。『バッキンガム』聴こう。「給食の給〜、田園の田〜」世田谷給田のキューデン、バッキンガムの宮殿。すごい歌詞だな。しかも、とんでもなくカッコいいし。次は『エジソン』聴こう。ファーストテイクもあるぞ。

 

という感じで片付けの糸口が、今日もみつかりません。迷宮入りです。

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兄弟姉妹と、親父

11月11日のポッキーの日、予定日よりも2週間以上早く、うちの金太郎(仮名)は産まれました。予定日は本当は昨日、11月29日だったのです。おかげさまで、母子ともに元気で、その後の経過も大きな問題もなく過ごせています。ありがたいことです。ただ、ちょっと黄疸が多く出ているので、注意してあげて下さいね、と、助産師さんに言われました。

 

言われると、目ん玉の白い部分が、しっかりめに黄色いです。それと、お姉ちゃんの桃姫(仮名)の時は、ちっちゃい手のひらに指を乗せてみると、しっかり握り返してくれたのですが、金太郎はパワーが足りないのか、握手したいという気持ちがないのか、桃姫と同じように手のひらに指を乗せてみても、反応なしです。手のひら、パーのまんま。

 

嫁さんは上の子達を、みんな3,300g前後で産んできたそうなのですが、金太郎だけ2,885gと少し小さいです。予定日よりも早かったから、そりゃそうだと思いますが。500gの差って結構ありますよね。最初ほとんど飲めなかったミルクは、看護師やってる妹のアドバイスで、哺乳瓶を『母乳実感』という飲みやすい乳首に替えてから、しっかり飲めるようになりました。

 

そのおかげもあって順調に成長していると思います。正確に測っていないですけど、本来の予定日だった今日、3,300gくらいはありそうです。さっき、指を握ってみたら、握り返してくれました。良かった。産まれてからの1週間くらいは、嫁さん不在の家だったり、帰ってからもドタバタしたりしていたのですが、2週間以上経って来て、生活ルーティンも少しずつ整って来ました。

 

真夜中のミルクは、嫁さんと交代制になっているのですが、それも段々と慣れて来ました。2、3時間起きに起こされるので、日中、眠い時もありますが、1週間くらい前に、車の後ろのバンパーをぶつけたのは、単なる不注意です。ちょっとへこんだバンパー、しかも少し外れちゃっています。プリウス、ごめん。

 

金太郎のオムツを替えたり、お風呂に入れたり抱っこしたり、していて思うのは、まだまだ小さいと思っていた2歳のお姉ちゃん、桃姫。何とも思っていなかったけど、生まれたばかりの弟くんと比べると、姉ちゃんが何だか大きい。抱っこも重い。毎日見ていて気付かないでいましたが、なるほど、とんでもなく成長しています。

 

逆に、姉から弟の順番だと、うわ、小さい!と感じて、それはそれで、頭がパニックを起こします。大きさの違い。しゃべる、走る、歌う、踊る、いつのまにか出来ている姉、桃姫。それが今までは、「はっはっは、すごいぞー。元気だ、元気だ。結構、結構」と、親父は喜んでばかりいましたが、状況が変わると、それは正反対になります。

 

ちっちゃい金太郎のオムツを替えている横で、大立ち回りしている姉の、一挙手一投足が、そのまま脅威へ変わります。「うわー!やめてくれー!触らないで〜!」「え、ちょ、ちょ、ちょっと待った、ストップ!いや、待ってー!!」ケラケラ笑う姉、部屋に響く親父の悲鳴。これが子育てか。

 

とは言え、聞き分けが意外と良いところもあります。ちゃんと説明すると、ピタッと止まり、言うことも「はーい」と明るくお返事してくれるのですが、どうも、親父の反応を楽しんでいる節もあるようで、どうすれば良いんだ、と毎日、自問自答しています。てぃ先生の動画とか観ても、何かしっくりと当てはまらない。

 

既に子育て4人目の、マスターの称号を持っている(かのように見える)、嫁さんが言うと、ピシッと言うことを聞くのに、何だか、僕の時の反応の違いは随分違います。歯磨き、ひとつ取っても、嫁さんの時と3倍くらいの時間の開きがかかります。何だったら、ハブラシを目の前でガジガジかじって見せるので、挑戦的です。

 

姉と弟。姉ちゃん、比較対象があると、その成長っぷりがよく分かるようになりました。騒ぐだけ、騒いで、寝る時は、電池が切れたみたいになっているのも面白いです。弟くんの方も最初、泣いてもピーピーといった感じで、かわいいもんでしたが、夕べとかも結構、気合いの入った泣きっぷりを見せてくれました。

 

ミルクの時、ポットでお湯を沸かして、哺乳瓶に粉ミルクを入れて、水でちょうどいいところまで冷まして、飲ませて、最後、ゲップをさせる。やっていると、一連の動きも、親父の方も段々と慣れてくるもんです。オムツの時に、今回はお玉があるので、うんち拭き取りが少しややこしくなりましたが、まだ楽勝です。おしっこをかけられても動じません。

 

そんなこんなのこの頃、思うのは、お嫁に行くときの寂しさよりも先にくる、「パパとはお風呂、一緒に入んない」です。ギャオギャオ言って、大変なお風呂タイムもそのうちになくなるのを考えると、急に尊く感じられます。寂しくなる気持ちを、今からハラハラと感じてしまうのは、やっぱり秋だからでしょうか。

 

いや、それよりも親父、しっかり働いて、食べさせていかないと。あと、この二人の、上のお兄ちゃん、お姉ちゃん。出会った時はもう中学生、小学生でした。小さい頃は見れていませんが、桃、金、のちっちゃい二人を見ていると、こんな感じだったんだな、と思いを馳せる日々です。

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【お知らせです!】

湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

↓公式ホームページよりご視聴いただけます。

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

湘南シェリフ(日本コロムビア

https://columbia.jp/artist-info/sheriff/

PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

https://youtu.be/nLyhosPIQ8Q

PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

https://note.com/qtikki

 

アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

 

セブンカルチャークラブ橋本

ギター&ウクレレレッスンやっています。

https://cul.7cn.co.jp/categorys/category_346.html

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夢ノートと、新しいグループ

今月、11月に金太郎が産まれまして、6人家族となりました。まだ手のかかる2つ上のお姉ちゃん、桃姫もいるので、家の中はわちゃわちゃです。ギターを弾いてみようかなと、部屋で立ちながら弾いていたら、それをすぐさま見つけるクレヨンを持っている、にっこにこの桃姫。危ういところで、ギターを壁掛けのスタンドに戻しました。

 

いよいよ、ギターを弾く時間が取れなくなって来るのですが、子供4人になって、劇的に賑やかになった我が家。そんな我が家で、昨日、家族みんなでしゃぶしゃぶ鍋を囲みました。その時、ふと、何だか幸せだなぁと、ほっこり感じました。「40歳過ぎて、結婚経験が一回もないのはダメだぞ!」と昔、鶴間の大兄貴モサモサさんこと、西村さんに言われたことがありました。

 

相手があることなので、こればっかりは仕方ないと思いつつ、いつか出来たら良いな、と振り返ると長い長いシングルライフを過ごしていました。段々と自分の歳がよく分からなくなってくる40。同級生の子供が、もうすぐ成人になるという40。厄年の始まる恐怖の40。その妙な緊張感に追われていたからか、いや、これは、もしかしたら僕の恋人はギターなのかもしれない、と、とんでもな事を思い始めてた2019年、パートナーが出来ました。

 

余談ですが、堀尾先生のギターの音色と、曲と、そのお人柄を、愛してやまない、僕と堀尾先生ご本人との初の二人羽織?演奏atインジャゴの動画がありました。2019年のある日です。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02fJcBfD68cdsagHyfC2b3d9tVvhXFQ4REyLNgdwJ3vGEKjzrWm1URSEMpNTJ7Pjjgl&id=100001432770547

 

ずいぶん昔、夢ノートなるものが流行りました。単純に、ノートに自分の叶えたいものを書き連ねて行く、という事をやりました。アコースティックギターが欲しい、ES-335が欲しい、プリウスに乗りたい、という物質的な夢から、メジャーデビューしたい、プロになりたいとか、子供みたいに思いついた事を、たくさん書きました。

 

そして、その中には、結婚したい、男の子と女の子の親になりたい、ということも書いていました。本当に時間差はありましたが、書いていたことが、今、不思議とほとんど叶っています。まがりなりにも、湘南シェリフとして、日本コロムビアからCDは出ましたし、堀尾先生から、アコギ一本勝負!の看板使用許可も得ました。

 

紙に書いていくこと、効果絶大じゃん、と改めて思います。掛かるコストも、ノート代とペン代だけ。費用対効果は抜群です。ノートに書く。その成功体験?の延長なのか、最近では、オリラジの中田さんの(←勉強し過ぎてて、気軽にあっちゃんと、もう呼べない)YouTube大学で、マッキンゼーの授業を観ましたが、これも、すぐさま取り入れさせてもらい、バインダーもすぐさま買いました。

 

それは良いのですが、情報が多くなり過ぎていて、整理下手な僕は今、整理出来ずに困っているというのも事実です。書いてまとめるのも大事ですが、書いたものを見直して整理、それからいらないものは処分していく、という断捨離マインドの必要性を、今は強く感じています。うちの机の上なんかは、何だか書類とか本とかが、山積みになっていて、日に日に、嫁さんの視線は厳しくなっているように感じます。

 

頭の中では、こう出来れば良いのにな、こうやれば上手くいくはず、と考えながら、ブツブツと何事か言っていますが、実際に、いざ取り組もうとくると、どちゃーとなっている現実を見るだけで、億劫になって来て、そのまま寝てしまいます。プリウスの後部座席も早く片付けをしなければ、と思うも、車に乗って毎回後ろを見るたびに、あまりの片付けの進まなさに自分のことながら、はぁ、とため息をついてしまいます。

 

夢が叶って、賑やかな我が家、ものを散らかしまくる我が子を見ていて、娘よ‥と思います。いやいや、親の悪い習慣は断ち切らねば。昨日より、今日、今日より明日。少しずつでもいいから、悪いところを直していけば良いじゃないか、と思い立ち、今日のところは、まずクリエイトでゴミ袋を買いに来ようと思います。

 

そうだ。断捨離で、部屋をきれいにすることで、嫁さんの信頼を勝ち取り、自分の意見を聞いてもらおう。考えてみたら、部屋の掃除も、ダイエットも、英会話アプリも、途中で頓挫していて、株は下がりまくっているはずです。持論ですか、理想の明るい家族は、まず仲の良い夫婦関係から、です。

 

そうだ。それにはまずは、紙に書こう。紙に書くのはタダ。効果も大きい。それから、紙に書いたら忘れないようにしよう。で、ふと思ったのですが、紙に書いて、また積もる書類と断捨離とは、両立は出来るのでしょうか。何か、少しモヤっとして来ましたが、まずは、片付ける方からやって行きたいと思います。

 

やりたいことの夢リスト。その中に、BONさん、エリちゃん、と立ち上げた『自分の作った曲を、踊って歌えるエンターテイメントなグループで演奏する』いつのまにか、新しい夢も書き変わっています。それは、まだノートに書いていなかったです。そして、『その活動を嫁さんに理解してもらう』これもまだノートに書いていません。いや、早く言えっての。

 

また、追ってご紹介をして行きたいと思いますが、ギターさん、ベースさん、キーボードさん、の加入もそれぞれ、ご承諾いただいて来ました。皆さん、日々の活動でお忙しい中、良いお返事をいただけて、本当にありがたいです。こっちは地道にゆっくりな活動になりそうですが、面白くして行きたいと思います。

 

コロ助pの夢はこれからです。

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湘南シェリフ、約2年ぶりのニューシングル!トリプルA面『湘南サマーブリーズ/ひとりの悲しみまた逢う日まで

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【自己紹介】

今回もお読みいただきありがとうございます。ギタリストのコロ助です。

 

『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

橋本アリオのセブンカルチャークラブでギターとウクレレの講師もしています。

 

サラリーマンしながら音楽活動と子育ての両立に、楽しくも悩ましい日々を過ごす毎日です。

 

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PV『湘南サンセットビーチ』

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

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アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

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クロスローズカフェ29、久しぶりのライブ演奏

2022年9月23日。横浜は相鉄線希望ヶ丘駅にある、くつろいでお酒が飲める大人な雰囲気のバー。武田さんがやられている『クロスローズカフェ29』ここで、祝日の23日、土曜日の24日と連続で、イベントが組まれまして、その1日目、僕と同じくソロギタリストである、めぐさんとの、ソロギター対決と銘打たれたライブに出演させていただきました。

 

武田さんからの、このライブ出演のお声掛けは、7月くらいだったかな。その時はまだ、だいぶ先の話だし、共演者さんがいるのなら、僕は1ステージ、小一時間の演奏時間。なまりになまった僕のギターでも、リハビリ(基礎練習)をして何とか間に合うかな、と思ったのと、前回ライブをさせてもらった時、武田さんには大変お世話になった、ということがあったのでお受けしました。

 

あと、この頃、あまりにギター演奏がおぼつかなくなっていたので、堀尾先生にも流石に心配されていて、ここは一つ、「コロ助、全然まだ出来ます!」という気概を見せねば、という気持ちもありました。その9月の中旬、『クロスローズカフェ29』と同じ相鉄線鶴ヶ峰駅にある『陽のあたる道』に堀尾先生がライブ出演された時のこと。

 

堀尾先生のライブは、アコースティックギター1本だけで、ギターのみならず、歌、ベース、ドラムなど、各パートの部分も同時に弾き、そして、一人なのに、まるでバンドのように演奏されます。その驚愕の演奏スタイルで、古今東西の往年の名曲から、ご自身の素晴らしいオリジナル曲、またリクエストがあれば新しい曲も、と多彩にレパートリーを織り交ぜて、お客さまを楽しませる、というライブです。

 

その日、先生が、レパートリーである『ビートルズメドレー』の中でDon't let me downを弾いている時に、お客さんを盛り上げるために「がっかりさせないでくれよ〜」と何度か、合いの手をご自身で入れられていましたが、それがどう考えても、客席の僕に向けて言っている、というふうにしか思えず、人知れず気合が入り、ふるふると震える、ということがありました。

 

アコースティックギターのことを略してアコギと呼ぶ、堀尾先生のそのライブ冠は『堀尾和孝アコギ一本勝負!』と言います。その昔、弟子入りをしてまだ駆け出しだった頃、先生のこの大事なライブ冠を、事もあろうに『コロ助アコギ一本勝負!』などと、先生に相談もなく勝手に使用して、ライブをしてしまった、ということがありました。

 

それは、すぐに先生の耳に入り、呼び出されて、どういうつもりか、と大変なお叱りを受ける、という事がありました。浅はかでした。それから時は流れ、弟子入りしてから約10年後、2019年の12月。まだまだ未熟で心配な部分はあるけれども、ひとり立ちしなさい、そして、もっと精進して、がんばりなさい、と、先生直筆の酔弦ギターストラップを受け取り弟子を卒業しました。

 

アコギ一本勝負!のライブ冠を襲名した時の話は、また、改めて書き残して行きたいと思いますが、その襲名式において、がんばります!と堀尾先生をはじめ、酔弦ファミリーのお歴々の前で高らかに宣言し、見送っていただいたにも関わらず、翌年に結婚、出産、という人生の大転換も迎えて、ギター活動が思うようにいかなくなります。この辺の話も、また改めて書きます。

 

うーん。どんどん違う方向へ物語が行ってしまうので、話を元に戻すと、堀尾先生から受け継いだアコギ一本勝負!の肝心のライブ活動が出来ていないので、今回の(←ここでクロスローズカフェ29の話に戻る)ライブ、気合を入れて出演しよう!と決めたのでした。そして、リビングの壁に掛かりっぱなしだったメイトンギターと、車の中で練習出来るようにと買っておいたサイレントギターが、活躍し始めます。

 

まず、堀尾先生から注意された、基礎練習を毎日きちんとすること。ここから始めました。メトロノームのテンポ60で、左手、右手、それぞれのトレーニング。以前は難なく出来たこのトレーニングも、ひと回しするだけで、指が、腕が、悲鳴を上げました。うぅ、キツイ。しかし、やらねば。1日15分は、その基礎トレに充てました。

 

演奏曲の方は、比較的まだしっかり弾けそうな安定曲、みんなが手拍子しやすいノリの良い曲、ちょっとチャレンジングなドキドキする曲、みんなが知ってる曲、をバランス良く選び、いつもだったら、ライブ中にその時の雰囲気で、何の曲を弾くか決めるのですが、今回は8曲を決め打ちしました。MCで話す内容も決めておいて、約1時間、本番をシミュレーションしながら、これも、ほぼ毎日、通しで練習。

 

ライブの3日くらい前からは、仕事中でも2回は、通しでやりました。先生からいただいた酔弦のギターストラップをして、恥ずかしい演奏は出来ないので、プレッシャーを感じつつも、でも楽しみでもありました。人前での1ステージのライブは本当に久し振りでした。2020年、5月のインジャゴが前回だったので、実に丸2年と4ヶ月。すごいブランクでした。

 

ライブ当日のクロスローズカフェ29は、満員御礼となりました。そして、みんなと共有するライブの時間が、こんなにも素晴らしいものだったんだ、ということ、みんなに喜んでもらえる堀尾先生のレパートリーの曲達、再認識させられることしきりでした。共演のめぐさんの演奏も落ち着いた、優しく、楽しい、お人柄が伝わる演奏でした。

 

来場のお客様、オーナーの武田さん、共演のめぐさん、みんなに感謝しつつ、無事にイベントは終了しました。その時の演奏。一曲だけ、武田さんが動画アップして下さいました。よろしかったら。

 

『上海ムーン』作曲 堀尾和孝

https://youtu.be/r9V577OFL3c

 

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『湘南シェリフ』(日本コロムビア)というバンドでギターを弾いたり、声優の森田樹優さん(Qちゃん)と『コロQ』で絵本読み合わせライブをしたり、日本屈指のギタリスト堀尾和孝先生直伝のアコースティックギター1本でのエンターテイメントライブ『アコギ一本勝負!』をしたりしています。

 

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湘南シェリフ(日本コロムビア

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PV『湘南レイニーデイ』

https://youtu.be/atgO642Q6eE

PV『湘南サンセットビーチ』

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PV『シーサイドロマンス』

https://youtu.be/oUZ5cGB_U1c

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コロQ(森田樹優さんとの絵本読み合わせユニット)

森田樹優さん

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アコギ一本勝負!お師匠様

堀尾和孝先生

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