桃姫のおもちゃ - コロちゃんのおかしな日記

ラーメン屋さんでもらって来ました。紙風船と、ストローをプーっと吹くと、紙のくるくる巻いてあるところが伸びる（名前が分かんない）おもちゃ。久しぶりにみた気がしますが、桃姫も紙風船を膨らませたり、くしゃくしゃにしたり、ストローのやつも吹いて遊んでいました。

ストローのは、吹くのにちょっと力が要る、というかコツが要るようで、毎回、両足を踏ん張って、えい！と吹いているのですが、どうだ、と言わんばかりの顔で、こっちに向かって、プープー吹いて来ました。その時の顔が、何とも言えません。ポーズも決まっていて、ちょっとカッコ良いくらいでした。

このおもちゃ、どこだったか忘れてしまいましたが、ラーメン屋さんで食べていた時にもらったものです。料理を運んでいた、お店のおじさんに対して、何でかずっと桃姫がニコニコと笑いかけていて、それに気付いたおじさんは、僕らのテーブルの前を通る度に、桃姫ににっこり笑い返してくれていました。

桃姫は大好きなラーメンを運んでくれてありがとう、という意味でなのか、何なのかよく分かりませんでしたが、ずっとおじさんを見ていました。厨房で料理を作っていた、おばさんが、おじさんの方を見てる桃姫を見て、「ほら、あの子、あんたのこと、また見てるよ」（声は聞こえないけど、多分そんな感じのことを言ってたと思う）と言うと、おじさんも嬉しそうでした。

食べ終わってお会計をして、さぁ、帰ろうという時に、そのおじさんが、「はい、これはプレゼントだよ。ありがとね」と、このおもちゃを桃姫にもたせてくれたのでした。そのやりとりが面白くて、何だか良いなと思ったのを、桃姫がプープー吹いているのを見て、思い出しました。

思い出す、というのも、もらってから、ずっと車の中に置いてあったようです。これも、やっぱり車の片付けをしている時に出て来たのですが、おじさんの気持ちが（多分）詰まっていたおもちゃを、やっと桃姫が遊ぶことが出来たというわけです。長いこと、車の中に置きっぱなしにしていて、ちょっと申し訳なかったです。

風船もストローも、両方とも紙で出来ているので、パワーのついてきた2歳児、桃姫の吹く力と、あとヨダレとが、ちょっと耐えられなくなったようで、遊び終わる頃には、紙の部分が破けていました。まだ直せるかな。とセロテープを貼って補強してありますが、桃姫、しっかりと遊び倒してくれました。

そんなわけで、無駄にしなくて済んだおもちゃでしたが、自分も小さい頃、遊んだな、と懐かしい気持ちと、それを娘が遊んでいるのを見れて良かったです。おじさん、ありがとうございます。無駄にしないと言えば、最近の光熱費の値上がりです。水道料金も見たことない額になっていてたまげました。

嫁さんから、こりゃ大変だ、洗濯物する時にお風呂の残り湯を使うようにして節約しよう、という提案があり、ビバホームに行ってバスポンプ（いや、バスポンプって名前だったんですね）を購入して来ました。提案の翌日は、洗面器で、残り湯を移し替えていたのですが、30回くらい浴槽と洗濯機の間を移し替えると、床がびちゃびちゃになります。

うちは今、洗濯機を毎朝3回、回すので、バタバタしている朝の時間で、とてもやり切れません。ポンプは2,500円くらいで買えました。スイッチひとつで、自動で汲み上げてくれるので便利で助かっています。最初は、ホースで汲み上げるのも、機械をうまく浴槽に沈められずに苦労をしました。

が、嫁さんが、どこをどうしたのか、うまいことホースを洗濯機に繋げてくれてて、今は、より楽になりました。何でも便利になる時代、とは言っても、自分で工夫をしないとダメなところもありますね。嫁さんのおかげで、汲み上げが楽になって、朝時間の時短をすることが出来ました。

2,500円で買って来たポンプ、洗濯機3回分の水道代が節約出来るようになりましたが、これで2ヶ月後、次の請求額がどう変わるか楽しみです。バスポンプ。時間とお金の節約になったので、良い買い物だったと思います。物価高騰で、家計が圧迫される中、工夫してがんばっています。

でも、がんばっている、というよりかは、改善されて、数字で結果が出るのが面白い、というのが本当の気持ちです。色々と知恵を出して、行動に移して、無駄なところをなくしていけば、まだまだやれることはあると思いました。あんまりケチケチになり過ぎず、楽しんで行こうと思います。

というのも、節約にこだわり過ぎると、周りの人達にも、節約を強要してしまいがちになります。うちで一番、家計を圧迫しているのは、光熱費もそうですが、食費が特に大きいです。余裕がなくなってくると、人一倍よく食べる子供達を見ていて、えー、まだ食べるの？とうんざりするようになってしまいました。良い精神状態じゃなくなりそうなので、考えを変えて、それはそれ、自分の出来ることに集中します。

子育て、楽しいけれど、当然、楽しいことばかりじゃありません。それが不思議なもので、自分自身で子育てを体感すると、自分を育ててくれた親に、より感謝するようになってきました。感謝が出来るようになって、ようやく人として、まともになって来た感じがします。子供達のおかげですね。

f:id:korosuke7:20230215080126j:image